第49回【ここで会ったが百年目 仇討浮世絵】

2013年9月25日〜12月15日
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上方浮世絵館では、江戸時代の大阪で制作された浮世絵を展示しています。そのほとんどが道頓堀などで上演された歌舞伎に出演する役者たちを描いた浮世絵です。

当時上演された歌舞伎芝居のなかでも人気の高いものは、現代でも多く上演され、主君の仇を討つ赤穂浪士たちを題材にした「仮名手本忠臣蔵」などはその代表格といえます。

そこで今回の展示では、仇討ちを題材にした芝居に注目し、その浮世絵を特集します。仇討ちには、敵をさがす苦労や返り討ちの無情など、さまざまな悲劇がともないます。それでもなお、人気をほこる「仇討物」を、ぜひ浮世絵でご覧ください。