大阪の歌舞伎芝居は、道頓堀の中座や角座をはじめとする大劇場で上演されただけでなく、宮地芝居とよばれる神社の境内で行われるものもありました。これらの芝居に出演する役者も、人気と実力によって出世していくことができました。
そこで、今回の展示では二代目尾上多見蔵を特集します。多見蔵は、子供芝居や宮地芝居に出演し、後に三代目中村歌右衛門や三代目尾上菊五郎に見いだされ、歌舞伎界を代表する役者へと出世していきます。浮世絵に描かれた姿から、次第に貫禄がでていく様子にもぜひご注目ください。
大阪の歌舞伎芝居は、道頓堀の中座や角座をはじめとする大劇場で上演されただけでなく、宮地芝居とよばれる神社の境内で行われるものもありました。これらの芝居に出演する役者も、人気と実力によって出世していくことができました。
そこで、今回の展示では二代目尾上多見蔵を特集します。多見蔵は、子供芝居や宮地芝居に出演し、後に三代目中村歌右衛門や三代目尾上菊五郎に見いだされ、歌舞伎界を代表する役者へと出世していきます。浮世絵に描かれた姿から、次第に貫禄がでていく様子にもぜひご注目ください。