見て・ふれて・感じる 浮世絵勉強会-12

2015年2月1日(日)13:30〜15:30

「雪のある浮世絵と自然を守り楽しむ日本人」

様々な風景の中から「雪景色」の浮世絵を用意します。12-20150201上の浮世絵は見てのとおり、美しく手を入れられた庭園に雪が積もって、
なおさら、美しさが際立っているようにみえます。

江戸時代の日本は、世界で最も美しい国の一つでした。
そこには、自然が作り出した美しさだけではなく、人々の生活と一体となり、人々に手を入れられ守られてきた「人と自然の調和した美しさ」があったようです。
当時の日本人にはそれがピンと来なくても、日本を訪れた西洋人がその素晴らしさを口々に語っています。

自然を征服するという西洋的な考え方ではなく、朱色の盃を持った着物の女性(チラシ・中央)のように、「そっと一手加えることで、もっと素敵にする」といった関わり方をしたいものです。
自然に対して日本人が持っている「暖かい心」に、触れに来てください。

予備知識は必要ありません。
本物の浮世絵を直に見て、ちょっと触れて、江戸時代を楽しむ勉強会です。

【講師】
斉藤 彰(京都浮世絵文化の会)

【参加費】
2,000円(入館料込)
中学生:1,000円 小学生:500円

【お申し込み】
上方浮世絵館 電話:06-6211-0303


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