第60回 【衣装をいろどる植物文様】 歌舞伎芝居は今でも四季折々の自然を背景に演じられ、日本の美しい風景をも楽しむことができます。 また、役者たちがつける衣装には、舞台の場面やストーリー、役にちなんだデザインがとりいれられ、当時のはなやかな舞台を浮世絵から見ることができます。 そこで今回の展示では、衣装をいろどる文様のなかでも植物の文様について取りあげます。 季節を表現するうえで、植物は自然の象徴でもあり、日本人の美意識にも通じます。四季の花々があしらわれた衣装に、ぜひご注目ください。 図録のページ English Page